暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
熱中症などお気を付けください。
家庭用エアコンでも10年が使用の目安とされていますが、自動車用でも熱交換の原理は同じです。
使用から10年付近でいろいろと劣化が見られるようになります。
夏場の車移動では特にエアコン稼働が必要になってきますが、以前より冷風が効きにくく感じるな~という人も多いのではないでしょうか?
今回ご依頼いただいたオーナー様もエアコンの不調を訴えており、相談に来られました。
まずはどの部分が故障しているのか、診断から入ります。
ダイハツの軽自動車ではよくある故障元を確認してみました。

ほぼノーメンテナンスで使用していたらしく、アナライザーの数値上もエキスパンションバルブ詰まりが濃厚です。
(ダイハツ車の場合、前段階でリキッドパイプ交換で済む場合が多いのですが、今回はそれ以上に詰まっている様子)
両部品の交換をしみないと完全にガスの流れが把握できない為まずは部品交換。

~今回の作業内容(第一段階)~
・リキッドパイプ
・エキスパンションバルブ
・各Oリング
上記部品の取り換え


まずはガス循環経路を確保して真空引き、冷媒ガスの補充を行います。
………….ん??冷えが足らない…。
アナライザー数値はいかがなものか~~?!
続く

吹き出し口温度は10℃は下回ってほしいところ、、、!